小栗旬さん主演のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
後半戦になっても、「ここで死ぬ!?」という感じで、「〇〇ロス」を感じさせる間もなく、次々と登場人物たちが死を迎えていく、バトルロイヤル感が満載の展開となっていますね。
そんな中、2022年9月4日放送の第34回「理想の結婚」では、小栗旬さん演じる主人公・義時の三番目の妻・伊賀の方こと「のえ」役として初登場!
菊地凛子さんが大河ドラマに初出演!
のえは、史実では義時の継室「伊賀の方」として知られている人物です。
実子の執権就任と娘婿の将軍就任を画策するという野心家な悪女として、さらに義時を毒殺した疑惑もある(!?)とも言われている謎の多き役どころ。
その“二面性”を体現した菊地凛子さんの見事な演技に、インターネット上では感嘆の声が上がっています。
鎌倉殿の13人
— しんや (@sj5T2LZ7lBIBsyd) September 4, 2022
のえを演じる菊地凛子さん
しぐさや表情。上手い。
最後のシーン。凄い‼️
そして夫染谷将太さんの大河ドラマ「麒麟がくる」での織田信長役の演技を思い出していた。お二人を映画を通して子役、お若い頃から、ずっと観てきましたが、素晴らしい演者、最高の表現者、最強のご夫婦です😊
菊地凛子の演技は、これまでの女優陣が演じた鎌倉の女性たちとの演技とは異質で、微妙な不協和音みたいなものを発してるんだけど、ラストシーンでその違和が、のえという女性にぴったりとはまった。彼女は、北条に異質なものを持ち込むためにやってきた女性で、だから菊地凛子なのだ。#鎌倉殿の13人
— 濱岡稔@六月のイカロス (@hamatch2) September 4, 2022
録画した大河観た
— ち、よひ… (@tyo_hi) September 4, 2022
鎌倉バトルロイヤルのさなか菊地凛子の演技がぎこちなくて..え..どうして….と思ってたらラストでもってかれた 演技の演技か この人スゴイ
[voice icon=”https://aoite.info/wp-content/uploads/2022/07/edca1601cebd63ecccd3cb630a7cc0af.jpg” name=”アオイテ” type=”l”]さすがハリウッド女優ですね!![/voice]
菊地凛子プロフィール
菊地凛子さんは、2004年までは本名の菊池百合子名義でCMなどに出演していました。
2006年にブラッド・ピットやケイト・ブランシェットらが出演したアメリカ映画『バベル』の演技で、日本人女優としては約50年ぶりに『アカデミー賞助演女優賞』にノミネートされ、以降、外国映画にも出演するようになります。
私生活では、2015年1月に俳優の染谷将太さんとご結婚されて、16年10月に第1子が誕生。 19年3月には第2子出産を発表されています。
ついに、きのこ好きの女子(おなご)が現れた!?
そして、毎回ネタとなってきた義時の歴代妻たちとの
「女子(おなご)は皆きのこが好き」
という、やりとりのくだりですが、今回はいかに・・・?
「きのこ大好きなんです!」(えっ!!!!!!!)
#鎌倉殿の13人
— 宇喜多秀家🍵 (@chiko1600) September 4, 2022
あまりにも皆んなが
きのこ好きってつぶやくから
トレンドにのってるぞ! pic.twitter.com/HbKQZwAayR
ヤンキー女子会😱
— 弾正 (@naoejou) September 4, 2022
きのこ伝説がまた崩れる…😢
のえに菊地凛子さんをキャスティングしたのが分かったわ😅#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/X9Fzg5uMdJ
結局きのこ好きな女子が現れない大河ドラマ
— 源 頼朝 (@yoritomo_bot) September 4, 2022
#鎌倉殿の13人
— 天地百八❖ (@TenkouTisatu108) September 4, 2022
悲報:やっぱりきのこ好きな女性なんていなかったよ…。 pic.twitter.com/i3Kd5NAytI
[voice icon=”https://aoite.info/wp-content/uploads/2022/07/edca1601cebd63ecccd3cb630a7cc0af.jpg” name=”アオイテ” type=”l”]義時さん、ファイト!!!!![/voice]
のえ(伊賀の方)の史実とは?
義時を毒殺したのは、伊賀の方だった!?
義時は1224年、承久の乱の3年後に62歳で急死してしまいます。
『吾妻鏡』では死因は衝心脚気となっています。
ただ、あまりに突然の死だったため「義時は暗殺されたのでは!」と、噂になったそうです。
伊賀の方が真犯人ではないかと言われるきっかけとなったのは、藤原定家の日記『明月記』に書かれている、この衝撃のエピソード。
承久の乱の後、その首謀者の一人が捕らえられた時、厳しい尋問を受け、その苦痛に耐えかねて、こう言ったそうです。
「すぐに首を切れ。さもなくば義時の妻が義時に飲ませた薬で早く俺を殺せ。今から殺されるというのに嘘はつかないぞ!」
このことから、伊賀の方による毒殺疑惑が浮上することになったそうです。
[voice icon=”https://aoite.info/wp-content/uploads/2022/07/edca1601cebd63ecccd3cb630a7cc0af.jpg” name=”アオイテ” type=”l”]苦し紛れに義時が妻の伊賀の方に毒殺されたことを告白・・・ひー!おそろしい〜〜😱[/voice]
義時の死後に謀反(伊賀の変)を起こす!?
さらに黒い噂はつきまといます。
北条義時が急死したあと、伊賀の方とその兄である伊賀光宗と共謀し、謀反を起こしたと言われているんです。
これがいわゆる義時の後継をめぐる争いとなった「伊賀の変」です。
息子の政村を執権にするために、娘婿の一条実雅を将軍にしようと画策します。
ですが、このはかりごとは、北条泰時を次の執権に決めた北条政子の動きにより失敗します。
伊賀の方は伊豆へ、光宗は信濃、実雅は越前へ流罪となりました。
この「伊賀の変」の首謀者は伊賀の方とされているのですが、政子が伊賀氏の影響力が大きくなることを危惧して、事件をでっちあげたのではないかとも言われています。
というのも、政子が亡くなったあとに、執権となった泰時は伊賀光宗の所領を回復したり、評定衆に任命したりとフォローのような対応をしているんです。
[voice icon=”https://aoite.info/wp-content/uploads/2022/07/edca1601cebd63ecccd3cb630a7cc0af.jpg” name=”アオイテ” type=”l”]でっちあげだったとしたら、伊賀の方もとんだとばっちりでしたね・・・[/voice]
まとめ
今回は「鎌倉殿の13人」で菊地凛子さん演じる、義時の第3の妻「のえ(伊賀の方)」の史実について紹介しました。
黒い噂がつきまとう謎も多い、第3の妻「のえ」を菊地凛子さんがこれからどのように演じられていくのか、三谷幸喜さんの脚本の妙もあわせてとても楽しみですね!!
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