2022年9月11日放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第35回「苦い盃」に、ある大女優が出演したことが話題となっています。
その大女優とは大竹しのぶさんです。
しかも演じたのは、史実では描かれていない名もなき「歩き巫女」の役。
まさかの大女優がこの役を演じるとは!と、Twitterなどでも驚きの声が上がっていました。
今回はどのようにして、いつ、このサプライズ出演が実現したのかについて調べてみました。
大竹しのぶの歩き巫女の凄み#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/UAulmofJFG
— たま (@UOduO1g7rJ1JvlU) September 11, 2022
大竹しのぶの出演シーンとは?
大竹しのぶさんが登場した「鎌倉殿の13人」の第35回「苦い盃」のストーリーはこちらです。
源実朝(柿澤勇人)の妻になる後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)が鎌倉へ到着。政子(小池栄子)らが出迎えるが、愛息・北条政範(中川翼)の凱旋を心待ちにしていたりく(宮沢りえ)は失意に沈んでいた。そんな中、娘婿・平賀朝雅(山中崇)が畠山重忠(中川大志)の嫡男・重保(杉田雷麟)への疑惑をりくに告げる。一方、朝雅の振る舞いについて重保から相談された義時(小栗旬)は、父・時政(坂東彌十郎)に……
(出典:公式サイト)
鎌倉殿となった源実朝の目の前に突如現れた、大竹しのぶさん演じる謎の歩き巫女。
「雪の日は出歩くな、災いが起きる」と実朝に告げます。
このあとに起きることになる、ある大きな事件を予言しているかのようですね…。
大竹しのぶの演技のTwitterでの反応
クレジットで驚き、その演技にも驚いたという声が多くありました。
さすが大女優ですね!
「歩き巫女 大竹しのぶ」となっ⁉︎#鎌倉殿の13人 #大竹しのぶ#サプライズ出演 #サプライズゲスト pic.twitter.com/mFfK5aTqEk
— げんた (@gjobgen3) September 11, 2022
なんだかんだと大竹しのぶの演技は凄いんだよね……。
別人やん。#鎌倉殿の13人— 圭 (@cotachacha) September 11, 2022
オープニングで「大竹しのぶさん出るんだー」って言ってなかったら巫女が大竹さんって気付けなかっただろうな…。
声音が完全におばあさんで凄かった…#鎌倉殿の13人— ノビリ (@nobiri715) September 11, 2022
大竹しのぶさん、たったあれだけの登場とは……よく引き受けてくれたよなあ……大竹しのぶさんの懐の深さの素晴らしさよ。#鎌倉殿の13人
— あまね/東雲@相互様以外には返信しません (@PlatoTimaeus) September 11, 2022
大竹しのぶのサプライズ出演はいつ決まったのか?
大竹しのぶさんと三谷幸喜さんは、2014年の舞台「抜け目のない未亡人」や、2015年の映画「ギャラクシー街道」などでタッグを組み、プライベートでも交流があるそうです。
また、2020年の9月21日に放送されたラジオ特番「大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”」に、三谷幸喜さんがゲストとして登場しました。
放送前に出された大竹しのぶさんのコメントがこちらです。
皆さんいかがお過ごしですか?私は11月の舞台公演も決まり、やっと再開できる!と嬉しい一方…おうちでのんびり過ごしていたため、すっかり怠けがちに。そんな私に喝を入れてもらおうと、今回お声掛けしたのが三谷幸喜さん。初対面のときから、お互い気をつかわない不思議な関係なんです。今回も、歯に衣(きぬ)着せぬぶっちゃけトークで、一緒に元気をお届けできればと思っています。三谷さん、よろしくお願いします!
大竹しのぶさんは「お互いに気をつかわない不思議な関係」と言っています。
ここから、出演依頼しやすいような親しい間柄だったということがわかります。
ちなみに、このラジオの中で、三谷幸喜さんは現在脚本を執筆中だという、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にかける思いを明かしていました。
タイミング的にちょうど執筆中の対談だったということは、もしかしたら、このラジオ特番の時に大竹しのぶさんに出演を持ちかけたのかもしれませんね。
まとめ
今回は大竹しのぶさんが「鎌倉殿の13人」にサプライズ出演された、理由といつ決まったのかについて調べてみました。
もともと三谷幸喜さんと親交が深かったこと。
また、脚本執筆中の三谷幸喜さんとラジオで対談されていたことからその時期に打診があったのではないかということは推測できますが、公にそのことは発表はされていませんでした。
この大竹しのぶさん演じる歩き巫女が、今回1回だけの出演なのか、別の回でも再度の出演があるのか、はたまた、別の俳優さんのサプライズ出演もあるのかもしれませんね!
観客を驚かす演出で楽しませる三谷さん脚本ならでは。
今後のドラマの展開も楽しみですね!